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aozorahackとは
「青空文庫」は著作権保護期間の満了した作品を中心にあつめた、誰もが自由にアクセスできるインターネット上の電子図書館です。青空文庫の運営はボランティアによって成り立っており、それを提供するシステムもボランティアによって運営されてきました。
青空文庫のスタートは1997年。着実に蔵書数を増やしてきましたが、だんだんとそのシステムは古くなってきてしまいました。そこで青空文庫を技術の力で支えようとスタートしたのがaozorahack です。青空文庫とは協業関係にあり、本の未来基金の支援を受けています。当面の目標はサーバの安定運用とシステムの分散ですが、それ以外にも青空文庫が今後も続いていけるようなしくみをみなさんと一緒に考えて、動かしていければと考えています。
どうかあなたの力を貸してください。興味本意でも全然OK。まずは声をかけてください。
aozorahackがめざすもの
青空文庫が長く使えるように
青空文庫はサーバの増築を繰り返して発展してきました。しかし青空文庫のボランティアの人たちが使う「作業着手連絡システム」(チケット管理やバージョン管理、バグトラッキングを包括する青空文庫独自のウェブアプリ)を収容するサーバの老朽化が問題となっています。そこで #aozorahack ではそのサーバをまずは保護し、新しい環境で動かせるような手当てを進めています。また作業着手連絡システムをより使いやすくすることも考えています。
青空文庫にもっとたくさんの電子テキストを
青空文庫に収蔵されているテキストは世界中にいる青空文庫のボランティアが入力しています。ただ入力が終わったからといってそのままテキストを公開するわけではありません。ボランティアから送られてきた電子テキストを元の本と照らし合わせて誤りがないかをチェックする校正作業を経てから、やっと公開となるわけです。この入力と校正の作業がより楽なものになれば、もっと青空文庫に電子テキストを増やすことができます。#aozorahackではこの作業をより簡単にする技術的なしくみを考えていきます。
青空文庫をもっとおもしろく
青空文庫にはたくさんの電子テキストがあります。青空文庫を通して、思わぬ本との出会いが生まれるかもしれません。また青空文庫のテキストをビッグデータとして利用し、新しい何かが生まれることができるかもしれません。そのためには青空文庫をもっとたくさんの人に使いやすく提供することが必要です。#aozorahack では現在の青空文庫に新しい機能を付け加えたり、さまざまなデータ形式で本へのアクセスができるようなしくみを考えていきます。
過去のイベント
「Code for 青空文庫 #aozorahack 」アイデアソン #1 まとめ - what you see is what you get
Finished Events View all events (2)
Ended 2016/07/30(Sat) 10:00〜
福岡県福岡市博多区博多駅中央街8番1号 JRJP博多ビル 12F